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植物工場
 
植物工場

植物工場についてお知らせします

植物工場セミナーの講師を引き受けました

ありがたいことに植物工場セミナーの講師をさせていただくこととなりました。
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC150509.php

ここのところ植物工場の話の引き合いが多くそのような時期になっているのかもしれません。
国内でも関連の話が続き、また山東省や上海と話を続けています。

安心・安全・安定の植物工場はこれからの農業の一つのトレンドとなるのは間違いないと思います。

未開の地を大規模開発し、タダ同然の土地を農地とし、農薬と化学肥料の大量投入で野菜に見える作物を作り、土壌が壊れた後そこを遺棄して別の場所に移る、と言う山賊だか海賊のようなものは農業とはいえず、単に環境破壊でしょう。

自然と共生し未来永劫その土地で生きていくというのが農(業)の基本だと思います。

ビジネスのための農業
生きていくための農(業)

この2つの違いを理解し、どちらをやるのかを明確にしないといけないと思います。

ヴェルデナイトはこわれた土地の修復という土壌改良に使えます。
日本初のこの技術を世界に広めてわずかでも農に対する社会貢献ができれば良いなと思っております。

桜の季節と植物工場

少し日にちが空きました。
相変わらずバタバタとしています。
そして桜の季節はまだ続いています。

散る桜 残る桜も 散る桜

散ればこそ いとど桜は 愛でたけれ

年ごとに 散るや吉野の桜花 樹を割て見よ 花の在り処を

敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂う 山桜花

桜は日本人の心に大きく影響を与えていますね。
皆しみじみと味合うことの出来る歌ばかりです。


ヴェルデの田野島会長は今香港です。
香港で植物工場を建設中ですが、その視察に昨日でかけました。
同行するのは植物工場技術者の戸川氏。
現場で待つのはアメニティーシステムサービス香港LTDの杉山社長。
ヴェルデナイトを用いた植物工場を海外で初めて建設する会社となります。

今後の中国の展開ではキーストーンになる会社になって欲しいと思っております。
香港の成功後は深センで植物工場建設を考えている会社です。

本日は横浜に出向いて植物工場の説明をしてきます。
新横浜の山海楼のご主人の翁(おん)さんから厦門の友人が植物工場の技術を探している、との情報を教えてくれたので、その下打合せ。
5月頭に来日するそうです。

以前もお知らせしましたが、四川省成都市の農業開発区では植物工場600棟を建設予定です。
それだけ需要があるのに日本企業は乗り込みません。
不思議な事なのですが、現実です。

香港を口開けに中国メインランドで大量生産を掛けるような展開を考えております。
食の安心・安全・安定供給のために植物工場の大量建設は意味の有ることだと考えているからです。
いろいろな意味で今協力者を募集しております。

弱い土壌と植物工場

本日はエイプリルフール。
この言い方はまだ結構はびこっているのであろうか?

「4月バカ」という言い方はあまり聞かなくなった。差別用語認定されたのか?

4月バカというのは初めて聞いた子供の時でも、変な言葉だなあ、と思った。
日本語ではないだろ!と突っ込みたくなった感じである。そしたら単にエイプリルフール→四月バカ、と直訳。なるほど。仕方ないか、翻訳者。

本日は日曜でしたが、ヴェルデの田野島会長とお会いしていました。
ビジネスパートナーの一級建築士の先生をご紹介したのですが、土壌及び植物工場の話で盛り上がりました。

色々ありましたが、トピックス風にいくつか箇条書きで

日本の土壌はアロフェンといって土壌として弱い。
稲作は様々な条件により適地となっているが、本来野菜には向かない。
アロフェンにはイオン交換能力が無いので野菜にミネラル分をおくれないから。
それが野菜栽培できるのは化学肥料のおかげ。
しかし、化学肥料では植物のミネラル分は補えないので、野菜の形をした食べ物を食べている事になる。
九州は本来火山灰土で農業には適していなかった。
しかし今は農業立国といっている。
それは化学肥料のおかげ。
であれば身体に良くはないのでは?

と言うところまでとして興味の有る方はお調べください。

ヴェルデのヴェルデナイトは弱った土壌を復活させ、簡単に有機無農薬栽培を出来るようにします。
地面そのものや環境がシビアな所では植物工場を建設すれば良いわけです。
そのような技術は世界に無いので、本来国をあげて応援するべきではないかと思っています。
もちろん、そのためにここ10年間応援し続けているのではありますが。

食糧問題の解決のため、香港・中国はもとより中央アジアや中東そしてアフリカ方面にこの技術を伝えたいと思っております。

植物工場と自給率

本日はハイスペックアスベスト対策協議会にてアスベスト対策の話を詰めていたのですが、そこでも植物工場の話は盛り上がりました。

土壌改良とか農業とかの話はある意味トレンドになっています。

トレンドというのは本来おかしくて、国の基本なのでパーマネントの対策があってしかるべき。
まあ、これは圧力によって自給できない方向に持っていく勢力がいるためのシナリオだと、だいたいの皆さんは気づく今日この頃です。
食物、あるいは穀物の自給率はエネルギーよりも大事な国の大本です。


今日の話でも『環境をやっていると、農業に興味を持ち、農業に行く人が多いんだよね』との発言がありました。
当然の帰結だとも思います。

ヴェルデナイトを使用すれば、科学肥料や農薬の使用で壊れてしまった土壌でも一発で改良できます。
この辺は大変興味を持ってもらいました。
多分GCC(湾岸)諸国に提案してもらえることになりそうです。


現在植物工場の建設に関わっているのは人工培土ヴェルデナイトのヴェルデ社と施工会社のアメニティシステムサービス香港社そして丸紅社と弊社VCJ(ヴェルデオンコンサルティングジャパン)と言う事になります。

他にも関係する会社とか人たちもおりますが、オープンに出来るのはこの辺まで。
リリースの時にはいいろいろ現れてくると思います。

土耕式の植物工場世界海外第一号が成功するよう骨折るつもりでおります。

土耕式の植物工場とは

昨日は某製紙会社に出かけてきました。
そこで土耕式の植物工場の説明をしてきたわけです。
いろいろな業界が今後何をすべきかを考えています。産業構造を考えれば当然でしょうね。

レコードがCDになって、レコード屋さんもなくなったけどそれはCDやさんになり、しかし、レコード針やカートリッジの会社やその他パーツメーカーはいっぺんになくなりました。
そういうものです。
もちろん、全部が無くなるわけではなく、細々と、或いは誇り高く存続する会社もあります。日本の下駄屋さんだってそうですよね。



土耕式の植物工場について少しまとめておくので参考にして頂ければ幸いです。

植物工場には大きく<土耕式>と<水耕式>がありさらにそれが<太陽光利用型>と<閉鎖型(蛍光灯などを使う)>に分かれています。
<植物工場>といえば<水耕栽培>の事だと考えている人が大半で<土耕式>と言うのはイメージもできないかもしれませんね。

土耕式は多分世界でもひとつしかありません。
日本が誇る世界一の技術です。
土耕式の植物工場がないのは、土耕式の植物工場に使える土がないからです。
何か変な話かと思われるかもしれませんけどこれは事実。

北海道の土と九州の土を使って植物工場を作った場合、同じ条件を与えても、同じものができないであろうことはお分かりだと思います。
土の場合は数メートル離れていても、その成分や微生物の分布が違うので同じものができないのは多少智識のある方には当然のこと。

もちろん、出来ればOKというレベルでは良いのでしょうが、仮にも植物<工場>というわけで、同条件で同じものが出来なければ意味ありません。

これを可能にするのが人工培土(と言っても天然物由来)の<ヴェルデナイト>。
ヴェルデナイト
これが、日本人が技術特許を持つ<土>そのものです。

日本の土は火山灰由来のアロフェン
アロフェンにはイオン交換能力がない
だからそのまま有機肥料を入れてもダメなのである。

青森の奇跡のりんごの木村さん。
10年かけて有機無農薬の土壌にした。たいへんな努力だし賞賛に値します。
これがヴェルデナイトを使用すれば明日から有機無農薬の農業ができるというわけです。



さて本題を簡単に

土耕式植物工場は農業を簡単にします
水の少ない農業ができるし、通常の五分の一程度ですむ。
通常の水道水で大丈夫であり。水質の悪いところは浄水器を付ける。

設備
設備としては簡便。単純に言えば土と棚と蛍光灯である。
クリーンルームは無しでもいけるし、炭酸ガス発生装置もなしでいける場合がある。
微生物が有機肥料を分解する時に発生するからです。

簡便な設備で簡単な作業。そして有機無農薬野菜が出来る。
これが土耕式の植物工場の良さです。

メリットとしては
1.廃液がでない
2.安全である

1も2と同じかもしれませんが、水耕栽培のように廃液がでないのでその処理がありません。
土で作るわけですからいろいろな意味で安全です。

また
土耕式はミネラル分が多いので野菜の個性が出る
根菜類が可能
ハーブや生薬なども栽培できる
厚木のパイロットは既に3年土を変えていない(連作障害がない)
微生物と有機肥料にこだわり吟味している
生育スピードは水耕栽培と変わらない
室内だけども臭わない

ヴェルデナイトで栽培した野菜はしぼんで枯れます。
つまり腐らないわけです。この違いは大きですね。


水耕栽培のメリットもたくさんあるでしょうが、多くは説明されているのでここではコメントしません。
あとはお互いのデメリットの克服をどうするかだと思います。

ヴェルデ式植物工場最前線

往復深夜バスで大阪に行って来ました。

夜の梅田は誘惑多く、一生ここで飲んでいたいなと思う気分です。
全国にそういうところはいっぱいあるのでしょう。
居酒屋研究会に入会したい、と言うか、すでに名誉会員あるいは名誉顧問ぐらいにはなっているでしょう。
友人には酒道家元を名乗る男がいるくらいですから。

それはさておき、昨日はM紅の大阪支店へ行き植物工場担当のF氏と会って来ました。
http://www.jftc.or.jp/shoshaeye/pdf/201011/201011_20.pdf
M紅の植物工場事業を推進するナイスガイです。

そのF氏と今後の国内における動きと、海外における動きについて意見のすり合わせをしてきたわけです。
最初にずれがあったり、推測で動いてはいけませんからね。
今度の香港での植物工場建設の件もそうだし、被災地の復興支援もそうだし、海外での展開や施工などや、今度決まったJICAのプロジェクトの件もそうです。

先方も忙しく、もうひとかたお会いする予定だったS氏は急遽福島入り。
仕方が無いので、今度東京で会うことになります。

私のところは小規模やせいぜい中規模の下の部分を担当することになると思います。
地元の企業とのアライアンスが必要なステージですね。

今、話しが来ていたり、話としては進んでいるのが、世界的超大企業からの打診だそうです。
会社名聞くとぶっ飛びますね。
いわいる本当の本物。
つまりは食物に対する貪欲な開拓を行うわけです。

以前から申し上げている地球寒冷化に伴う食物危機について手を打とうとしているのかもしれませんし、大企業の論理はそういうものでしょう。

寒冷化は一気に来ます。
そのための転ばぬ杖としての植物工場を進めていきたい。
私が植物工場の展開をお手伝いするのはそういう理由です。
興味のある方は『ビルケランド電流原因説』をどうぞ。
筆者は友人です。
もちろん、マッドサイエンティストです^^

話がばらばらになりましたが、本日は水素水とトリュフのマーケテイングについて打ち合わせしてきます。
本日も楽しい一日といたしましょう。

フィリピンへの動き

ここのところ忙しい動きをしていたのですが、香港からの社長のアテンドとその処理関係。

特にフィリピンへの物品輸出に絡んでは結構処理事項が多く大変でした。
輸出の認証
販売の認証
担当責任者への辞令
サンプルの調達
業務提携意向書の締結
秘密保持契約の締結
原産地証明書の発行
名刺の作成
金銭的なやり取りの統括
いろいろな人にいろいろな方面で気を使う
その他のことの処理もおこなう


など同時並行的に動くので結構頭があちこち行くのですね。
フィリピンは沖縄産のオクラを栽培輸出しており、その輸入事業もやることになります。
丸いオクラで普通の四角のものより長持ちするとのこと。
アジもよいそうですが、食べていないのでその辺はわかりません。
どなたか流通経路のお持ちの方はご一報ください。

それにしても人間関係というのは難しい。
後になればそんなことを心配したり疑ったり断定したことが恥ずかしくなるような言葉もポンポン出ます。
そしてうまく行った後はそんなことは忘れ去られるのでしょう。
それで良いのだと思うし、そういうことが楽しみにならないと、コーディネーターというお仕事はできないのだと思います。


植物工場建設の準備は進んでいます。
春節で中国ではすべてが止まっていましたが動き始めました。
日本サイドは必要品目の輸出に向けての準備。
香港へは工場長が旅立つ予定となっています。

世界の皆様には関心がないと思いますが(それは情報が回らないのでわからないのですけど)香港に日本の技術を用いた、初めての土耕の植物工場が誕生しかけております。

エポックメイキングな出来事になるよう頑張りたいものです。

1年の計と雪の日

先日も書きましたが「新年の計を1月に」と思っていると面談の希望が多くミーティング三昧です。

まとめている時間もないのでブログにも手が届きません。
困ったことです。

本日は処理日にて、武蔵野の雪の中で1日事務処理と電話とメールという感じになります。

農業関係ではこんな感じのトレンド。
http://innoplex.org/archives/10224
長野県が企業やNPO法人などに遊休農地を仲介する「農業参入サポート事業」を開始。農業に関心がある企業などを呼び込んで遊休農地の解消を進める

日本の1次産業の復活をぜひとも国民全員で取り組みたいものです。
ちなみにお米は玄米で食べるとほぼ完全食品だそうで、であればお米があれば自給率100%以上。
後は野菜とタンパク質と発酵食品。
ほうれん草のおひたしと、いわし丸干しと、納豆と漬物と味噌と豆腐があればパーフェクト!ではないでしょうか?
後は日本酒。これは外せませんな。

今年は植物工場に続き、林業でも活動を開始したいと思っています。
日本中樹木だらけですから、これが生かせれば宝の山ですね。
時代の趨勢によりビジネスに鳴らなくなったものなら、時代の趨勢でビジネスモデルに復活することもあるでしょう。

珍しい所ではトリュフのエキスのマーケティング。
日本でトリュフの人工栽培が完成しました。
食品にすると世界市場が崩れる量なので、食品にはしないという見識の高さ。
アンチエイジングの材料として使えるらしい。
海外への事業展開は面白いかもしれませんね。

書こうと思うと項目がいっぱいあるのでこの辺で。

来週は香港から現地会社の社長が来て、各種案件について打ち合わせをします。
断熱塗料
腐らず匂いも取れるビニール
植物工場
投資家事業家のネットワーク
発電機
水質浄化剤凝集剤
森林開発
冷陰極管CCFL
自然セラピー
ウイルスブロッカー
原発コンサルテーション
フィリピン案件

これらの準備をこの週末でしなくては
自分で見てももりだくさんすぎますね、これは^^

人と会うこと

本日も日曜ながら、お仕事三昧。

人と会うときは集中するようで、年初の間は年間の目標や予定をじっくり立てようとしているのになぜかリクエストがいっぱい来ます。

明日は香港のパートナーの社員さんが日本に来ているので面談予定。
これも中国メインランドへの薬の輸出の話なのですが、日本の会社で進まず香港の会社のコーディネートとなれば面白い三角貿易かもしれませんね。

その後は台湾経由中国あるいはアジアまでのスキームの打ち合わせ。
役者が揃ってきたので今後が楽しみです。

翌日はやはり香港からファンドマネージャーが二人来日。
日本の1次産業の再生というスキームについて話し合います。

ここでは植物工場の話も出ると思います。
ヴェルデナイトを用いた香港の工場は現在つめの所まで来ていますが、その後の発展を考えれば資金力は多くて悪いことはありません。

来週は香港の施工会社との話し合いの場も設定します。
中国はこれから旧正月に入ってしまうので急いだり時期を見たりしなければなりません。

土壌改良で世界に展開したいですね。それが今年の希望です。

一年の計

おはようございます。

新年度を迎えて結構早起きしています。
この調子で行きたいもの。やはり『早寝早起き』が基本だと思います。若いころには考えられませんけど(いくつ?)

夏目漱石も午前中に仕事をし、午後は漢詩を楽しんでいたとか、カントは召使に5時に起こすように厳命し、起こさないと叱りつけたなどの記憶が蘇りました。

1年も最初が大事で、最初を大事にしないと、だらだらと、いくら一生懸命やっていても、流されて年末を迎えてしまうものです。
昨年の反省も含め自分に言い聞かせないとね。皆さんはいかがですか?

本日から週末にやりたいこと
1.今日のフィリピンでのコーディネートを成功させること(これは対処ですが)
2.1年間にやることを決める
3.その目標を決める
4.その目的はなんなのかしっかりと考えてみる
5.そのためには何をどうすれば良いのか、誰とどうすれば良いのかを考える
6.それらを紙に書き出す
7.更にわかりやすくまとめる
8.それらを記録できるような書式を作成する
9.チャートにして見えるようにする
10.評価できるようチェックシステムも作る
11.それらを下支えする人的データベースを整える
12.関連社に情報を流すルーチンシステムを構築する
13.その他

なるほど、全部やらねばいけないことなのですが、週末でやり切るのは荷が重いかな?
馬力をかけてやっていこうと思っています。

よろしければ参考にしてください。

目標の一つはもちろん植物工場の海外展開。
そして、それも含めた農業環境改善のための日本の技術紹介。

まずはアジア、アフリカ地区に広げたいと思います。
昨年準備はしてきたので、今年花を開かせることが出来るかどうか?
調整役としてきちんと機能していこうと思っています。

ヴェルデ社のテレビ放送

1月4日に仕事始め。とは言いながら、明確なラインはないのでなし崩してもあります。

今日は朝3時に目が覚めて、もう一度寝ようと思ったのですが、何やらすっきりしているのでそのまま仕事開始。
決まった量をこなすタイプの活動ではないので、やればやるほどやることが出てくる、という嬉しいような悲しいような、やる気の出るような出ないような感じではあります。


早速ですが新年に株式会社ヴェルデの田野島会長がTV出演することとなりましたのでお知らせ致します。

平成24年1月12日(木)
13:00~
BS テレビ朝日 ニュースアクセス

収録は未だ行われておらず生放送となるようです。
15分ほどの時間枠とのことで私も楽しみにしております。

ヴェルデ社は世界でも珍しい土を作る会社です。
現在は植物工場用の土を作っておりますが、保水力と保肥力に優れるため、水循環システム無しで有機無農薬野菜が作れるという優れもの。
土壌改良資材として、砂漠の緑化や荒廃した農地の復活に力を発揮します。

日本の優れた技術の1つとして、この土(ヴェルデナイトと言います)を海外で普及発展させたいと思っております。

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

辰年ということもあり、今年は上昇機運で行きたいものですね。
皆さんの1年も実りあるものになりますように。

3がにちはゆっくりさせて頂きました。
とは言っても31日1日を書類作りで頑張ってました。
やることが重なるときはあるもので植物工場も含めいろいろ忙しい時でした。

お正月なのでそのようなお話にて。

2日は恒例の初詣。
高校の同級生と30年ぐらい続けています。
北鎌倉で待ち合わせ、閻魔様で有名な(必ず写真で見たことがありますよ)円応寺を訪問。このお寺は毎年扱いが変わる不思議な所で、今年は本堂中まで入ることが出来、久しぶりに閻魔様を間近で見ることが出来ました。
年によっては閉まっていたり、結界が貼ってあったり、そのへんも興味の湧くところです。

次が建長寺。こちらは鎌倉五山の第一位。正式には巨福山建長興国禅寺(こふくさんけんちょうこうこくぜんじ)といい、臨済宗建長寺派の大本山です。
開山は蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)。鎌倉幕府第五代執権北条時頼請われて建長寺に迎えられました。
建長汁(けんちんじる)は建長寺発祥の料理です。

三番目が円覚寺。こちらは鎌倉五山の第二位。正式には瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)と号する。臨済宗円覚寺派の大本山です。
ご縁としては幼稚園がこちら経営の北鎌倉幼稚園と言う所で当時朝比奈宗源管長が時々朝礼でお話をしてくれました。卒園の時に頂いた額は今も玄関に飾られております。

円覚寺境内に塔頭(末寺)としての龍隠庵があります。
龍隠庵の太田和尚とは懇意であり今年もお茶などごちそうになりました。
非常に景色のよい人物であり、またその境内も大変景色の良いところです。

数年おやすみしていたお月見の会も、今年は復活せよ、との命をいただき、立川談幸師匠の独演会と共に開催する予定で進めたいと思っております。

私ごとでしたが、今年の目標が1つ設定でき、張りのある1年を迎えることが出来ました。

今年は植物工場および土壌改良などについての海外進出元年とするべく活動していきたいと決意しております。
みなさまの声援をお願いいたします。

たまには日記風に

たまには徒然に。

夢を夢見るなどという言葉がありますが、良いような悪いようなわからないような。

しかし、夢を夢見る人間はいるし、夢は夢だと割り切る人間もいるし、夢は叶えるものと思う人もいるし、そのために努力する人もいる。
どれが良いのか?などと考えてみたりもしたことがありますが、要は、そういう人がいる、ということになるみたいですね。

つまりは、自分がそのどの範疇に入る人なのかをわかることが大事なのでしょう。
主観的な問題と言うよりは客観的な問題なのではないかと思っています。

気がついた時から自分は変わっていないことに気づいたときは、ショックというような、やったというような奇妙な感覚を覚えましたが、自分の周りにも変わったような人間はおらず、昔がそうで今がそうなら未来もそうなのだと思いました。

もちろんやることは変わるし考えも変わる。でも自分は変わっていない。
そんなものなのでしょう。
ただし、これは努力を否定するとか、人間が変わらない、と決めつけているのとは文脈が違います。
このへんを語り合うにはガード下の焼き鳥屋が必要となります。

自分は自分だけれども、他人の見ている自分は違う、ということもあるかもしれません。
それを成長と言ったり進歩と言ったり堕落と行ったり転向と言ったりするのでしょう。

本日は香港と能登のお客様とのミーティングでした。
大変実りのある1日となりました。
森林保全と植物工場とバイオエタノールとファンドの話などをしました。
この実りを明日につなげることが出来るかどうか、これはまた別の文脈です。

『明日は天気だ!』
いつもそう思って生きていこうと思っています。(雨の日も好きですが^^ と言うか台風大好き人間です)

アスベストからバイオマスまで

本日はアスベストの対策セミナーに出席しました。
http://ikkatsufunmu.jp/

アスベストの話しはよく聞くけど、その時その時で温度差があり、やってるのかやっていないのかも良くわからない。
本日はその辺の理由や事情もよくわかったし、また、画期的な技術も知ることが出来てよかった。

一緒に参加した女性の会社はそこそこの売上の立つ中小企業で、コンプレッサーを販売した顧客も2000社に及ぶ。
しかし、この先は海外に打って出るしか無い、と考えていた。
今後相談にのることになろう。
今ならチャンスは大きいと思うからである。

そのような方に参考になるのは
APEC中小企業・国際交流委員100名募集と海外販路開拓支援
https://docs.google.com/document/d/1GxNmvYW8X8vECoG6U328xhQ2HFDdE_32Rsmz-lhXntA/edit

対日投資計画2011第4弾 海外販路開拓支援
https://docs.google.com/document/d/11JQfaSGtLMKp_DQT_w-bOuFkw0m20calTD0M05Ojz5s/edit

このようなものであろう。
是非とも活用して欲しいものである。


明日(本日)は新潟にてバイオマスへの取り組みのプレゼンテーションを行う。
将来像としては植物工場建設も入るスマートヴィレッジを作りたいと考えます。

植物工場用LEDの開発

人工照明を使った植物工場(一般的に閉鎖型)で一番お金がかかるのが電気代だと思います。

お日様はタダ。
照明はお金がかかる。

となれば、経費的にどちらが有利かは小学生(以下)でもわかるというもの。

とは言えお日様(太陽光)は気まぐれであり、照る日もあれば曇る日もある。雨の日もあれば日食もある。数千年に1回は天の岩戸に隠れることもあるというわけ。

それに比べて人工照明はその気になれば1年365日24時間光を与えることも出来る。まあ、当たり前です。ただし、電気代がかかる。
いずれ太陽光発電や風力発電あるいはマイクロタービンなどと蓄電池を組み合わせたような、その場で完結する電気システムが出来るかもしれませんが、まずここではLEDのお話を。

LEDはそれ自体白熱灯や蛍光灯に比べて使用電力が低い。
しかし、イニシャルコスト(最初の導入コスト、つまりお値段)が高いので植物工場の照明としては一般化していません。研究中、というのが正解のところかもしれません。LEDを通り越して有機ELに言ってしまうのではないかと考えている現場工場長もおります。
もちろんLED自体のコストも落ちていますので今後については明るいと思います(照明だけに)。

今回開発中のものは植物の光合成に対する効率性の理論から、光合成をするための明反応と暗反応の必要パーセンテージを回路中で処理していくものです。

電力量を減らして収穫量を増やす。
そんなLEDが出来れば植物工場のみならず、花卉の生産などにも大きなインパクトが出ると思われます。
光に合わせて植物の栽培ノウハウを積み重ねていたものを、植物に合わせて光を調整していくノウハウが、各企業で積み重ねることができます。
これは大変なノウハウの蓄積になるでしょう。
日本の各植物工場で植物に合わせた光の供給量を実践データとして取得していくわけです。

この話早速台湾から資本投入の打診がありました。
台湾は本当に元気ですね。

植物工場の補助金

農水省の補助金について調べています

ものがいろいろあるので確認は結構大変ですね。
本日は
農林水産省食料事業部新事業創出課プロジェクト推進班のSさんとお電話しました。

地域資源を活用した農林漁業事業者等による新事業の創出等および地域の農林水産物の利用促進に関する法律(通称6次産業化法)と言う長たらしい法律があり、これに基づいて補助金が出されます。
こちらは地方農政局で認定を受け、その後採用に至れば3分の2の補助が得られるというもので、今からだと年内に認定を受け、来年度の実施、ということになります。
新年度にはやり取りあるでしょうから、開始(建設など)は6月とか7月になり、3月31日の年度終了時までにかかる金額(もちろん事業計画上ではありますが)に対し補助を得られるというものです。

補助金なので先出しはありません。
年度終了後に補助金が下りる、ということになります。それでも4月末には下りるようです。
したがって、9,000万の事業であれば先に9,000万円の支払いをして、後で6,000万戻ってくる、ということになります。
3,000万円は自腹ですが、そこに意味の有ることであればOKですね。

植物工場を建設する、ということではこの補助金はおりませんが、新しい植物工場を開発する、ということでは認定可能です。
現在の植物工場は葉物野菜が多いですから、根菜類や穀物などを栽培できる施設を研究するには大変良いのではないでしょうか?

こちらの申請は年内12月までです。
興味のある方はお考え下さい。

今日も徒然

本日はほとんど書類その他の処理をしていた。

そういうこともあるのである。

先回もこの場で書いたが地震の予測の会社とお付き合いがあります。今出ている予測では2日(明日だ)を中心として関西方面で揺れがありそうである。偶然この文章を読んだ方は注意されたい。もちろん外れることを望んではいるわけだが。

日本人の作った香港の会社で中国にも進出しているのは友人の会社である。植物工場に興味を持っていただいたので明日プレゼンテーションをおこなう。偶然友人の関与する日本の会社が東北の復興支援を考えており、植物工場を検討しているとのこと。いろいろな偶然が重なって相乗効果が生まれれば良いなと思っている。
広東省で日本企業相手のケータリングや社員食堂をやっているので状況としてはほぼ完璧。

地球温暖化と電力不足を補うためのウェアが『空調服』である。私は地球寒冷化にくみする人間なので、この辺はあちこちであるが、寒冷化したって熱いところは熱い。そして電力不足はどうしたって起こる。そんな時にこのようなアイテムがあれば素晴らしいことである。

ちなみに、台湾で行われるCTAPEC(中華亜太中小企業経済合作促進会)の日本代表としてスピーチしてくることになっている。日本代表と言っても分科会の方で、本当の代表はとある基金の理事長だ。
それでも大きなパブリシティにはなると思う。

アジア全体が日本の技術力を欲しがっているようなのだが、そこに出かけていこうという日本企業はほんとうに少ない。大変勿体無いことだと思っている。
中国四川省の成都でスマートヴィレッジの構想が走り始めているのだが、エントリーする日本企業がいないのが残念である。良い叩き台を作るチャンスなのになあ。

植物工場と日本のテクノロジー

発電池、というものをご存知だろうか?
もちろん、知る人はしる、知らない人は知らない。世の中何でもそういうものです。

発電池は、電池でもないし、発電機でもない、字を見ればわかるだろう、という開発者の声が聞こえる。
これが日本の、世界のデファクトになればすごいことだ。
技術のことなのでもちろん言えないが。
植物工場とは大変相性が良い。今後の方向性を決めるようなものになるかもしれない。

であれば、植物工場と共に、海外展開を考えたいと思う。
ちゃんと行けば必ず成功する。

成都の案件は、その中に、スマートビレッジ構想を内包している。
世界でまだスマートシティはない、ということを先日聞いて、驚いた。
まだどこにもないのだ。
スマートシティ、スマートタウン、スマートヴィレレッジ、色々聞いたが、全部をまとめてやっているところはないのである。

企画先行、イメージ先行、コンセプト先行である。
だったらどこかやってみろよ。
ということで、今回日本企業をアテンドした。
結果の出るまでにはずいぶんかかると思うけど、、良い場を経験してもらったとは思っている。

台湾中国との経済合作会議

3月7日(月)の経済合作会議が本決まりとなりました。

植物工場に興味をもつ台湾企業と中国企業が来日し日本側企業と経済合作会議を行います。オブザーバー参加もありますが、日台中の参加企業は各々プレゼンテーションを行い、その後円卓会議にて個別に話を詰めていくという感じです。

日本の植物工場の技術力は高いですし、それ以上に台湾あるいは中国企業は日本の技術と手を組みたいと思っていますからね。

この先の時代をどう見るか?によって、植物工場のビジネスに対するスタンスは各社が決めることでしょう。但し、日本が、そして台湾が、さらに中国が、今植物工場に高い関心を持っているのはなぜなのか?という問い掛けから始めると、その答えはあるかもしれません。

地球の寒冷化については「ビルケランド電流原因説」に詳しいですが、国家レベルでそのような対策を取り始めているのかもしれませんね。

本日は横浜と厚木の会社と打ち合わせです。
工場見学の日程などを決めなくてはいけないので朝から準備しております。訪日していただく方に良い印象を持っていただくおもてなしの心を忘れないように、また、日本の植物工場の技術を評価してもらえるように出迎えたいと思っております。

ヴェルデナイト製造工場と植物工場の海外展開

バタバタが続いてしばらくお休みとなっておりました。失礼しました。

さて、そのバタバタの中にはヴェルデナイトの工場の中国展開についての資料の作成、および植物工場の海外展開の資料作りが含まれておりました。

工場についてはその条件のやりとりがいろいろとあって、これはなかなか気を使うのでした。
植物工場の建設については、床面積に応じた収益性の計算など、これまたややこしくて、その段取りを行うのにも大変になるわけです。

どちらも研究用と言うことではなく、ビジネスですから、コスト計算その他シビアにならざるを得ません。
それでも、両社ともこのまま進めれば、かなり莫大な利益を見込めるのではないかと思っています。マイクロソフトやグーグルみたいにはならないしなれないでしょうが、ビッグビジネスになるのは間違いないでしょうし、その分野が、環境であり、食料であるところが、日本初の技術としては美しいのかなと思います。

こちらに関してはその進捗を時々お知らせしたいと思います。

植物工場の定義と意義-2

本日は久しぶりの良い天気。

内閣調査室の友人は一昨年前あたりから「地球は寒冷化する」と言っておりますが、それにしても不順な天候です。

野菜の値上がりも大変で、別の友人のやっている、某、日本最大のアミューズメントに葉物野菜を納入している植物工場は大儲けしているのだろうか?などと思ってしまいます。もちろんアミューズメントは年間契約の価格でしょうからしてやったりと言うところでしょう。

昨日はスリランカの御留ハーブ「コタラヒム」の営業会議。
日本への輸出許可が下りる、と言うインチキがまかり通っているようで、日本人逮捕者が結構出るそうです。気をつけてくださいね。


ヴェルデナイトの中国への技術移管の話しは香港のパートナーを通じて進めています。どのような形に落ち着くのか楽しみですね。
香港、あるいは深センにて植物工場を始めようといいう話も出てきており、この分野の進み具合は相当早いかもしれません。


本日は植物工場の定義と意義の2回目

不順な天候に合わせたような内容です。


以下、著者の好意により引用させていただきます。
「完全制御型 植物工場」 高辻 正基著(オーム社)

太陽光利用型と完全制御型

植物工場には太陽光利用型と、もっぱら人工光(ランプ)による完全制御型の2種類がある。

太陽光利用型は文字通り太陽光を使うシステムで、従来のハウス栽培や水耕栽培の延長上にある。
カイワレ大根、ミツバ、葉ネギ、リーフレタスなど各種葉菜類、トマト、イチゴ、バラなどの生産が行われている。
太陽光利用型は果菜類の生産には必須であるが、天候に左右され、とくに夏場には無農薬栽培が難しい。
平面式に限られるため一般に広大な設置面積を要する。
そのため単位生産量当たりの設備コストがかなりかかる。
実用化された太陽光利用型植物工場の例にLFEのシステムがある。
ここの「エコ作」のブランドはよく知られている。

一方、完全制御型は果菜類には向かない代わりに、レタスやホウレンソウ、ハーブを始めとする葉菜類生産の将来の本命になる可能性を秘めている。
完全制御型植物工場では完全無農薬、新鮮で栄養価の高い野菜を、天候や場所に左右されずに狭い土地で大量生産ができる。
細菌数が非常に少ないので、洗わずにそのまま食べることができる。
さらに容易にビル農業の形にでき、生産調節ができるという意味で理想的な植物工場といえよう。
環境条件を好適に制御しているのでビタミンやミネラル含有量が高い。
問題は設備コストに加えて電力代がかかるため、太陽光利用型に比べて若干、採算に乗せるのが難しいことがある。

意義

農業は人間の食糧を供給する産業である以上、常にもっとも基幹的な産業であった。

「あらゆる技術の中で第一の、そして最も尊敬に値するのものは農業である」
という18世紀のルソーの言葉はいまも生きている。

21世紀前半に危惧される世界的な食糧問題とわが国農業の低迷(自給率の低下と高齢化)は、新しい画期的な農業生産技術の登場を待っているいえるだろう。

まず、食糧問題に関連した大きな意義から述べよう。
21世紀が地球と人類にとって非常に困難な時代になることは、各方面から指摘されているとおりである。
人口増大、エネルギー資源の枯渇、土俵のの荒廃と異常気象による農業生産の停滞などの要因によって、今世紀前半から地球は壊れ始めるという説は説得性がある。
世界経済の大勢はかなりの低成長を強いられるだろう。
21世紀前半には温暖化や砂漠化の影響によって、世界的な異常気象が襲来することが懸念されており、もし食糧自給率がカロリーベースで40%程度(殻物自給率に至っては27%でOECD加盟30国中28位)の日本で、食糧輸入が大幅に縮小される事態にでもなれば、それこそたいへんなパニックに陥るだろう。

この「万が一」の場合に、植物工場は食糧安全保障のための技術になることができる。

次に、国内農業に目を転じてみても、高齢化と過疎化によって日本産業の衰退傾向は続いてる。
農業の衰退の大きな要因に過保護農政があったことは間違いない。
競争原理を排すれば、創意工夫の芽がつまれるし、経営意識が薄れることは明らかである。
いま農政の転換が始まろうとしており、農地方の改正や農業生産法人の推進などが行われている。
農業を経営という観点から、生産ばかりでなくポストハーベスト(流通、消費)を含めた全体的観点から見なおすことが焦眉の課題といえる。
また近年、農薬の過剰使用、食中毒の発生などの反省から、農作物の安全・安心が重視されてきた。
そこで植物工場の役割は、生産物の特徴である無農薬、新鮮、清潔、高付加価値を生かしながら、健全な経営を可能ならしめる経済性を追求することによって、日本農業の活性化に貢献することである。

そのための各種技術課題の解決とマーケティングの努力が必須である。
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以下次回をお楽しみに。

本日はモロッコマグロの漁についての打ち合わせをしてきます。

久しぶりの司会進行

数日植物工場とは関係の無い記述となっておりますがお付き合いください。

本日は国際傑人教育基金という非営利の団体の投資案件受入検討会がありその司会進行を指摘ました。

以前はほぼ毎週セミナーの司会進行をしておりましたが、大分久しぶりとなりました。
東京の浜松町で開催したのです、わかっているだけでも郡山や神戸からの参加をいただきました。

みなさんやはり今後のマーケットは日本ではなく中国あるいは東アジア、とわかっていながら打つ手が分からない、と言う状況です。
学校で教えてくれないのですから何処の大学を出ていても関係ないわけです。この辺は料理の仕方を知らない普通の人のことを考えれば構造は一緒ですね。

主婦の場合はそれでも毎日料理するので、なんだかんだ身についていくものでしょうが、だからといって吉兆の料理になるわけではないように、対中国だって、やってればスキルが上がるかと言うとそういうわけではないわけです。

ヴェルデナイトを用いた植物工場を香港で計画している方がいるそうです。
どのあたりまで進んでいるのかは確認しておりませんが、明後日、香港のパートナーが中国東北部のミッションをエスコートして厚木のヴェルデ社を訪問し、また、植物工場のパイロットを見学していただきます。

日本のためにも、ヴェルデナイト及び植物工場の良いプレゼンができればと考えております。

なにかおみやげを用紙しなくてはと思っているのですが、過去作成したノベルティーは売り切れ状態で困っているところです。

植物工場の基礎知識 その定義と意義

桜の花も満開となり(武蔵野方面)良い天気で見頃となっています。

近所にふるさと村とかタケノコ公園とかなにやらほのぼのとした施設があり、朝の散歩の時には本日のイベントの準備で慌ただしい動きをしていました。

植物工場ではランニング費用の大きな部分は照明の電力となります。
現在主流は蛍光灯に鳴っているのですけど、これからはLEDと言うわけで、開発その他に日本企業も余念がありません。

現在関わっているLEDの会社は現状の値段より相当安いものを提供する計画です。
LEDは長持ちするので、最初に入れたところが大きなシェアを取ることでしょう。取替時期が大変長いので、次の商売につなげるのは結構大変ですからね。


本日は植物工場の基礎知識

今回も「完全制御型 植物工場」 高辻 正基著(オーム社)より、著者の了解を得ての引用です。



1・2 植物工場の定義と意義

定義

植物工場の定義を少し丁寧に書くと、「野菜や笛を中心とした作物を施設内で光、温湿度、二酸化炭素濃度、培養液などの環境条件を人工的に制御し、季節や場所に関係なく自動的に連続生産するシステム」といったことになる。

これは農業生産が露地栽培→施設園芸→水耕栽培→植物工場の順に環境制御が高度化してきた頂点に位置する。

農業の主流はもちろん露地栽培だが、天候や土俵などの自然環境の影響をもろに受けるので生産が不安定になり、季節性が避けられない。
近年の施設園芸の発展は野菜や花の端境期をなくし、周年的な供給を可能にした。

しかしまだいくつかの問題がある。
露地栽培にせよ施設園芸にせよ、一般には農薬の使用が避けられないので、生産者と消費者双方にとって安全・安心とはいえない。
また施設園芸ではハウスを使用するので、そのままでは夏場の温度管理が難しく、周年供給というわけにはいかない。
さらに冬場の日照不足などの原因によって、生産物の味や栄養価の問題が生じることがある。

植物工場では普通例外なく、培養液条件を制御しやすい何らかの水耕栽培を使っている。

ここで水耕栽培の意義について確認をしておくと、根は窒素、リン、カリウムなど必須12元素含む肥料を、無機物の陽イオンと陰イオンの形で吸収する。
したがって、必要とする養分を直接、無機物の形で根に与えてもよいわけである。
これが化学肥料の考え方であり、この点では土俵栽培も水耕栽培も区別はない。
ただ土俵栽培では土がいったん肥料を保持し、ジワジワと根に与えていくという緩衝(バッファ)作用があるという良い面と、逆に多量に肥料を与えすぎて土俵の塩類濃度が高まったり、肥料が分解して生じる酸など根に害を与えるという悪い面とがある。
この悪い面がいや地現象すなわち連作障害をもたらす。

水耕栽培にはこの連作障害からの脱却という意味のほかにも、生産性の増大、作業の省力化、清潔な栽培環境といった長所がある。

水耕栽培自体も近年伸びており、栽培品目が増加するとともに、設置面積も1000haを超えている。
しかし、植物工場にとって水耕栽培は必ずしも必須なものではない。

最近筆者らの研究グループが示したように、通気性と保水性を高め、微生物の働きを活発にする。
これによって一般に品質の高い作物ができる。

しかし無機栽培に比べて栽培管理がたいへんになることと、生産性が落ちるという欠点がある。
植物工場との結合によりこれをカバーしようということであるが、これについては後でまたふれる。
(引用終り)


繰り返しになりますが
「野菜や笛を中心とした作物を施設内で光、温湿度、二酸化炭素濃度、培養液などの環境条件を人工的に制御し、季節や場所に関係なく自動的に連続生産するシステム」と言うのが定義となります。


様々な栽培方法がありますが、この定義に因る完全制御型の植物工場については、日本の技術は世界一なので、是非とも輸出あるいは技術供与で諸外国に展開したいものですね。

植物工場とエネルギー

植物工場についてのコメントをしているといろいろな分野に話が広がりますね。

ここでも紹介しているバイオディーゼル燃料の話しもそのようなものです。

しかし、本家本元のエネルギーと言えば依然として石油(と言ってよいでしょう)。どうも石油に対する流れが変わって、純然たるエネルギー使用と言うより、化学製品の原料として使われることになるのか、石油の消費を抑制するムードで世の中動き始めている感じですね。

そんな中マネージャーをしている友人が、初の石油取引に成功したようです。業界的にはどのようなことにあたるのか?結構大変な世界であることは間違いないので、今後の展開が楽しみになります。

本人はオーストリーからベラルーシからナイジェリアへと旅を続け、今回帰国の途につきました。どのような土産話を聞けるのか今から期待しております。


厚木にあるヴェルデの工場への中国サイドからの見学者の件が決まりました。
こられる方を詳しく書くわけにはいきませんが、とある省の党の方と農業法人の方です。日本の先端産業を見学したい、と言うことですが、ヴェルデナイト自体にも興味を持っており、これはエスコートしてもらう香港のパートナー企業もそのように申しておりました。

香港パートナーの社長は日本人で香港はすでに17年。17年も現地にいる日本人は珍しいらしく、自然と日本からの相談がくるようになって、コンサルをすることになっていった感じです。
現在はそれこそ事務所の選定から、会社設立会計その他のある意味雑務的仕事から、ファンドの組成や香港市場への上場までのトータルなサービスをしております。
元々は中国人と台湾人と会社を作り、今も大陸に従業員3,000人の工場を経営しているのは大したものです。

中国でヴェルデナイトの生産が出来れば、砂漠化抑止や砂漠緑化その他土壌改良に大きな力を振るうことになるでしょう。

丸紅の担当は別のプロジェクトに関わっており参加出来ないのですが、大阪支社の植物工場パイロットの資料を送ってもらえました。


本日は話しがだいぶあちこちに飛びますけども昨日はがんの早期発見の技術を持つ会社におじゃまして、資金調達のためのヒアリングをしました。
技術と会社は大変興味深いのですが、事業計画自体がペーパーに落ちていない状況だったので、ひとまず状況はあくまで、と言ったところです。
本質論をクリアすれば大変有望だと思うので、プレゼン資料の作成が望まれるところです。

新規事業としての植物工場

現在話しを受けている中で新規事業として植物工場に取り組んでいる会社があります。

本業は全くの畑違いで、その分野では日本のトップ企業ですが、技術の移り変わりの中で、業界としての衰退は間違いないところです。CDが出た時のレコード針屋さんみたいなものです。いくら良い針を作ってもどうしようもありません。

体力のあるうちに本業のリストラと新事業への展開を考えていると言うこと。その中でも植物工場を選んだのは色々象徴的なものでしょう。

植物工場が稼働すれば、リストラする人員の何割かは(流石に全部とは行かないのではないかと思います)再雇用出来るわけで、従業員にも選択肢が広がることは間違いありません。

やることも製造だけではなく、選別や出荷や、配送までにも及ぶかもしれないし、場合によっては販売ということもあり得るわけです。
考え方によっては色々と場所を作れるわけで、その気になれば自社内での産業転換も不可能ではないと言うわけですね。

植物工場自体が数としても伸びていくのは近未来的には間違いないと思われますが、その中でも順調なところとそうでないところは出ると思います。
先日書いた協同組合化もそうですが、積極的にチャレンジするところにチャンスは有ると思っています。

植物工場の基礎知識 まずは開発の歴史

これからますます発展していくであろう植物上場ですが、その発展の歴史というものはもちろんあります。
今後を考えるためには植物工場がどのように進化してきたのかを見てみることは必要ですね。

今回も高辻先生の著作からの引用です。
皆さんに知ってもらえるようにちょっと長いですが頑張ってください。


そこで、いろいろな栽培光源を使用した場合の生産コストの分析に1章を費やすことにした。
また全体に学問的なことは必要な範囲にとどめた。
これらの点が本書の特徴と言えるだろう。
筆者自信、今度さらに植物工場の実用化に向けてまい進するつもりである。
興味ある読者の応援をいただければたいへん幸いである。
最後に、大学院生時代に筆者の研究に終始協力してくれた、現東海大学非常勤講師の森康裕君に深甚の謝意を表したい。
実際、本書中のLEDとLDによる実験データは彼の学位論文によっている。

1・1 開発の歴史
最初は欧米で開発された
筆者が植物工場の研究を始めたころ、欧米にはすでにいくつかの植物工場が存在していた。
植物工場の嚆矢は、1957年にクレスのスプラウト一貫生産を初めて手がけたデンマークのクリステンセン農場だといわれる。
北欧では日照時間の非常に短い季節があるため、補光型の植物栽培は古くから行われてきた。
それが高度の施設園芸として、オランダをはじめとする欧州各地で発展してきた。
これらはふつう植物工場とはいわないが、太陽光利用型植物工場と呼んでもおかしくはない。
立体式の自動植物工場を最初に開発したのはオーストリアのルスナー社で、1960年代初頭であった。
一方完全制御型植物工場(もっぱら人工光を利用するタイプ)を最初に開発したのはアメリカの企業で、すでに1960年代にゼネラルエレトリック社が研究を始めている。
1970年代になるとゼネラルフーズ社、ゼネラルミルズ社などが続々と後を追った。
しかし結局は採算が合わずに1990年代前半にはやめてしまった。

日立中央研究開始
わが国における完全制御型植物工場の研究は、1974年ごろに日立製作所中央研究所において筆者らの研究グループが始めたのが最初である。
アメリカよりも10年以上も後発だったが、スタンダードとなる植物にサラダ菜を選んで、植物工場のための精密な成長データを取った。
グロースキャビネットの中で光強度、日長、地上部温度、地下温度、二酸化炭素濃度などの環境条件を変えて、サラダ菜の成長スピードを測定し形態を観察したのである。
これによって環境条件と成長との関係が定量化され、最適な環境制御によりサラダ菜は露地栽培の5~6倍のスピードで成長する事がわかった。
このデータは世界でも初めてだったようで、その後の欧米の植物工場開発メーカーとの交流でも評価されたのである。
さらに果菜類の代表としてピーマンを選び、これについても定量的なデータを取った。
植物工場のための基礎データを蓄積したので、次は実用化研究に移らなければならない。
太陽光利用型と完全制御型の両方の実証プラントによって栽培試験を行った。
この成果は1985年の筑波科学万博への日立の展示「回転式レタス生産工場」に役立った。
次に完全制御型の実証プラントをつくり、実験室データの実地なの再現性などを調べた。
光源は当時ももっぱら植物工場に使われていた高圧ナトリウムランプである。
この研究は同じ1985年に、ダイエーが千葉のショッピングセンター「ららぽーと」の野菜売場の奥につくった「バイオファーム」に生かされた。
これは当時としては画期的な試みで大きな話題を呼んだ。
さすがに故中内功氏の発想だけのことはあった。
野菜売場奥の20坪程度の空間を植物工場に当て、売場の横に大きな窓をつくってお客さんが工場を見渡せるようになっていた。
毎日100株ほどの無農薬・新鮮なレタスを生産し、野菜売場で1株198円で「産地直売」する。
デモ用のための採算性は問われなかったが、現在でもこのような試みはない。
いま完全制御型植物工場の採算性が視野に入ってきているので、スパーや外食産業、各種食堂などにいずれこのタイプの植物工場が現れると思われる。
日立ではあの後、旧国鉄大崎駅、厚生省薬用植物試験場、九州電力農業電化試験場、関西テックなどの研究用植物工場を手がけた。

植物工場の協同組合化を検討する

野菜および農産物にはその育て方と言うものがある。
一番目は露地物と言って、まあ、普通の農業である。

普通と言っても、
漁業だと普通は自然の魚介類を取ってくる事であり、育てるものは養殖という。
しかし、農業だと、同じ業でも最初から養殖である。

自然のように見える露地物も、山菜を取ってくるのと違って養殖の部類と考えられる。養殖の仕方にビニールハウスのような施設園芸もあり、植物工場のよううなやり方もあるわけだ。

ラーメンとインスタントラーメンが違い、ハンバーグとマルシンハンバーグが違うように、植物工場の野菜と露地物の野菜も違う。
別のカテゴリーで、別の流通をとるべきものなのだ。
でなければ植物工場で作るまでも無い。

そんな発想で、植物工場での生産物のブランディングや、出荷のシステム自体を考えて良く同業者による協同組合の発想は必要であろう。

もちろん業者の数や出荷量をまとめることで色々な展望も生まれるに違いない。

本日はそのような打ち合わせをしたのである。


この話題とは違うが、4月には中国からの見学者を予定している。
環境や省エネが今後の流れともてはやされて入るが、やはり農業に関する技術にも興味は大きいのである。

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