よくある質問

皆様からのご質問にお答えします。掲載されていないご質問はお気軽にお問い合わせください。

カナダ、ロシア、中国、イギリス、北欧を産出国とする、みずごけが炭化(50〜80%)した状態の物。
  • 長期間嫌気的な土中に埋蔵されているため、保持していた養分が溶脱しているので、施肥設計がしやすい。
  • 多孔質セル状のため保水性が良いが、含水率が30%以下になると撥水性となるため、 取り扱いが難しい。
  • pHが低い(pH3.7〜pH4.2)ためpHの調整が必要。
通称ベントナイト。アメリカ、イタリア、中国、インドを産出国とする粘土鉱物。
  • モンモリロナイトは2:1鉱物(アルミニウムをケイ酸がサンドイッチした形態)であるため、劣化しにくく、pHに左右されない永久荷電を持つ。
    (1gのモンモリロナイトの持つマイナスイオン は80兆〜100兆個)
  • 強い乾態強度(1度吸水し再び乾燥した場合、以前より強固な結合となる)があるためそのまま土壌に投入する事は難しい。
ヴェルデのコーティング・ピートモスは、独自の技術で、ピートモスをモンモリロナイトでコーティングする事で、ピートモスの短所である撥水性、ベントナイトの短所である乾態強度を除去し、安価に、安全に土壌に投入できる100%天然物質の環境資材です。圧縮成型することにより、容積は従来の土の1/5程度となっています。
また、pH調整済み(pH6.5前後)ですので、どなたでも安心してお使いになれます。
用途により施肥設計が異なるため、使用しておりません。有機肥料を推奨しますが、化学肥料を使用した場合でも劣化しにくい(モンモリロナイトが大量のマイナスイオンを持つため、硫酸、硝酸を吸着する事ができ、塩類集積も起きない)ため、長期間の使用が可能です。
ガーデニングや農業等、規模に関わらず土の重量の10〜20%を混ぜて使用すれば、 保水性が2〜3倍になります。
また、砂、砂質土でも20%程度混ぜて頂けば、植物を 育てる土壌として使用できます。
できます。農業、花卉園芸用に大量販売も致します。また、用途によりpH調整も致しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
さつきの栽培(pH5〜pH5.2)、農業(pH6.5前後)等。水稲育苗用のマット(300mm x 600mm)に対応した製品もございます。pH調整済み(pH5.2〜pH5.5)ですので、従来の育苗用マットでご使用になれます。
できます。従来の土に比べ軽量なので、施工が簡単です。保水性も土に比べ10倍ですので、メンテナンスが安易で、節水にもつながります。
ヴェルデナイト(コーティングピートモス)という『土』が存在するからです。
工業化には標準化(均一化)ということが必要です。このことはご存知と思います。しかし、たとえば100メートル離れた場所の土は同じでありません。(多少なりとも植物に興味のある方、あるいはワインの好きな方はご存知だと思います)。もちろん北海道の土と九州の土が同じとは誰も思っていないと思います。標準化できない土壌と言うものを、水耕栽培は、土の代わりに水を使用することで標準化しました。ところが、<ヴェルデナイト>はそれを土で行うことができるわけです。理由は、ヴェルデナイトが均一な製品、土壌であるからです。
  1. 軽いから:当たり前のことですが、土を立体に重ねて農業をしようなどと普通考えません。『土』はあまりにも重いからです。
  2. 保水力が強いから:排水設備が必要ないのです。複雑さを排除。コストを削減できます。
  3. 保肥力が強いから:連作障害に強い。土の入れ替えを頻繁に必要としません。
まず土を使うことは農作物にとっては本来当たり前のことだからです。
立体なので天井が高ければいくらでも土地を増やすことができます(都市でも可能)
既存の施設設備を活用できる密閉するので虫害(鳥害獣害)が起きない。
雑草も生えないしたがって有機栽培が可能である。農薬も必要ではない。
つまり、有機無農薬の野菜が手軽にできてしまう。

必要な温度・湿度管理を行える:天候に左右されない(ゲリラ豪雨、台風、酷暑など克服)
作業が楽:地面ではないので座って、または立っての作業が可能

その他にも色々あると思います。もちろんデメリットもあるでしょう。しかし、『土』を使った立体植物工場は農作物栽培の一つの手法として一つの地位を築くものだと思います。

お話として
ご存知のように農業は天候と天敵(雑草や虫や鳥や獣あるいは病気)との戦いでした。<天候については神頼み>、<天敵については重労働>(草取りや案山子・見張りなど)に頼ってきました。
それを克服するためにビニールハウスや温室などの施設園芸が進むと共に、農薬や、化学肥料などの化学薬品を使用し、また天敵から完全に作物を守るために植物工場(水耕)が生まれ現在に至りました。

<完全制御型>の植物工場は太陽光に頼らずに人工の光で光合成を行う実験でした。
しかし、それは土壌に<水>を使ったものでした。なぜでしょうか?
それは<土>では不可能だったからです。標準化された土というものが世界中に存在しなかったからです。
ヴェルデナイトは<標準化した土>というものを初めて世に問うた製品となります。この『土』と植物工場と言う切り口を持って新たな農業を創出できる体制が整ったことになるのだと理解いただければ幸いです。