株式会社ヴェルデオンコンサルティングジャパンでは各種コンサルティングを行っておりますが、その中の一つに【海外、特に東アジアへの進出・販売・提携・技術移転などのお手伝い】があります。
日本は中小零細あるいは個人が技術開発をしています。
すばらしい技術や製品がたくさんあるのですが、ほとんど日の目を見ないか大企業にしてやられているのはご存知の通り。
莫大な時間とお金をかけ開発にこぎつけるも、製造やマーケティングまでの資金はないし、パートナーもいないし、大体技術者はそんなこと考えていない、という現実がありますね。
それは技術者の技術者たるゆえんですが、上記マーケティングその他がわかっていないし協力者もいない、協力者が出ると思えば大企業で、その時はすべてを持っていかれる、などなど。
つまりは技術や製品はあるのに製造も販売もできないということです。
それに対して、たとえば台湾はまったく反対となっております。
★技術開発は資金力のある大企業。
★製造と販売は中小企業、ということになります。
★この場合の中小企業というと、少々規模感がずれてしまうかもしれませんが、たとえば中国大陸に入ると、マイクロソフトは中小企業です。
★中小企業はすでに独自のマーケットを持ち、大量生産の技術や工場を持ち、販売ルートを持っていたりします。
無いのは、技術や製品やビジネスモデルや管理システム、それも<優秀で素晴らしい>もの、ということになります。
簡単なことを言えば、日本の新規製品を販売する権利を得れば、自分で作って自分の市場に販売する、というだけのことです。
大陸中国が、これからさらに巨大マーケットになるのはまず間違いないでしょう。
台湾(も含め)中小企業がこのマーケットでしのぎを削るためには武器が必要なのは当然です。その武器を日本の技術に求めているのが大きな背景となるわけです。
日本側の心情としては、高度な日本の技術を埋もれさせたくないし、そのような技術を持つ会社が淘汰されるのは残念、ということもあります。
<技術的には優秀な日本の中小企業>に決定的に足りないのはファイナンス、要は資金です。
返済義務のない投資と言うものは、せっかくの技術を確定させたり花開かせるのに唯一必要なものだと考えております。
海外企業からの投資あるいは業務提携による海外展開に興味のある方は連絡ください。